

私は、2008年6月にスクウェア・エニックスに入社しました。入社した理由は極めてシンプルです。お客様が喜ぶ良いものを作って、その結果、会社も社員も成長する。そういった成長の喜びを実感しつつ、世界の高みを目指すことができる会社だと思ったからです。
私は、スクウェア・エニックスに入社する前は、長い間外資系企業に身を置いていました。
その中でいつしか日本人なのだから日本の企業で世界を目指したい、と思うようになったのです。ただ、残念ながら外国よりも見劣りしてしまう産業も日本には多い。しかし、その中でゲームコンテンツは、唯一世界でトップを狙うことができる分野だと思いました。
日本の優秀なDNAが凝縮されたビジネスであり、日本生まれ日本育ちであるこの分野で世界を目指したい。それがスクウェア・エニックスでなら実現できる。そう思ったから入社したのです。
スクウェア・エニックスではグローバル化を常に視野に入れています。2009年4月には英大手ゲーム会社アイドスがグループに加わり、今まで以上にグローバルにビジネスを展開する骨格が完成しました。言うまでもなく、グローバル経営というのは、ただ単に会社の規模を大きくすることではありません。今まで以上に良いものを作り、それが世界中の方に受け入れられていくことが、グローバルな拡大につながるのです。それには、多様性を受け入れ、自ら実践していく姿勢と力量が必要になります。

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- ~略歴~
- トヨタ自動車を経て、ベイン・アンド・カンパニー、ウィリアム・エム・マーサーにてコンサルティングに従事。以後、欧米主要企業日本法人の人事部門責任者を歴任。直近はジョンソン・エンド・ジョンソン メディカルカンパニー、シニアバイスプレジデント。
まず仕事に対してプロフェッショナルな意識を持っていなくてはなりません。自分が任された仕事に対してプライドと責任を持って業務を遂行し、そして求められた以上の結果を出す。
それが本当のプロ意識、プロ根性だと思っています。
次に、与えられた仕事への情熱や真摯さ、自社の製品に対する誇りと自信を持ってほしいと思います。当社の社員はモノ作りに対する情熱、遂行能力、完遂するまでの力がとにかくすごい。
こういった当社のコアな部分である革新性、創造性、今まで受け継いできた強力なDNAは、時代が変わっても絶対に死守し、さらに高いレベルに持っていかなくてはなりません。
また、グローバルに活躍するためには、文化の異なる国への理解、造詣、異質なものを受け入れる力が必要になります。もちろん言葉を中心としたコミュニケーション能力も大切ですが、先入観を持たない柔軟性が何よりも大切だと思います。
最後に、やはりチームワークが大切になります。単なる人の集まりではなく、高いレベルでのプロフェッショナル意識に基づいたチームワークですね。
当社におけるモノ作りは、一人でできることというのは限られます。プロでありチームプレイヤーであるという両方の意識が必要です。互いに協力しあってこそ、世界中の人を感動させるコンテンツを生み出すことができるのです。 また、グローバルにビジネスを展開する上では、言語や文化、人種、宗教などが異なる人々との交流も発生します。そういった多様性を理解しながら、チームワークを意識することも非常に重要です。
色々と述べてきましたが、何も難しく考えることはありません。とにかくスクウェア・エニックスで何かやってみたい、自己研鑽してみたいという情熱が大切です。何か特定のバックボーンで優劣をつけるつもりは全くありませんし、基本的な資質さえあれば誰にでもチャンスがありますから、是非わたしたちスクウェア・エニックスの扉をたたいて下さい。
最後になりますが、学校を卒業した後の最初の就職先で見聞きしたことや出会った仲間はその後のキャリアに大きな影響を与えます。そこで良い仕事をすればその後の未来は開けるし、そうでなければ逆に苦労してしまうかもしれません。
就職活動にあたっては、自分が本当に何をやりたいか、何に向いているか、自分でしっかりと考えて座標軸をしっかりと持って下さい。ネットワークが発達して膨大な情報量を簡単に手に入れられる時代になりましたが、それに頼るだけではなく、自分で足を運び、人の話を聞きにいくことで生の情報を手に入れるのは大切です。大変ではありますが、非常に良いチャンスです。そうした活動を通して少しでも多くの方にスクウェア・エニックスに興味を持っていただけると嬉しいですね。体に気をつけて頑張ってください。









