●FF12で、プランナーという職種の方は何名ぐらい?
アルバイトを含めて20名ぐらいですかね。その中でイベントプランナーは8名ぐらいです。あとマップのプランナーとバトルのプランナーで、大きくその3つに分かれます。
●他の業界で似たような職種としては何を思い浮かべれば?映画監督とか?
どうでしょうね。映画監督って、演出とかは結構イベントプランナーに近い仕事をして……でも映画というのはそれこそ演出のみのものですけれども、ゲームはそれにプラスアルファでゲームがかかってきて、どっちかというとそっちが本分なので。カッコいい絵をざっと作っただけだときっと認めてもらえないと思うんですよ。
●カメラアングルとかも決めるわけですか。
そうですね。
●外から見たら、それはディレクターなのかと。
でもそれに近いものはあるかもしれないですね。
●プランナーの立場で、大きなプロジェクトと小さいプロジェクトの違いはありますか。
小さいところは実はあまりやったことはないんですけど、多分、規模が小さい分、いろいろなことをやらなきゃならなくなる。(プランナーの仕事は)イベント・バトル・マップに分かれていますけれど、それこそ一手に引き受けるような形で仕事を進めていくので。大きくなると、やはり分業制になってしまうので、1つのスキルは特化していても、きっと小さいところだと立ち行かなくなるんじゃないかと。でも、結局全部に必要なものは、きっとコミュニケーション能力であったりとか、そういうものだと思うんです。
●プランナーの人ってプロジェクトの、どの段階で手が離れていくんですか。
いや、最初から最後まで離れないですよ。
●ゲームのアイディアを考えて、シナリオを書いて、それを次の仕事にまわすまでがプランナーの仕事と思ってる人も多いと思うんですよ。演出とかカメラアングル、構成というのは、アートデザイナーの方とかの仕事にはならないんですか?
映像の演出だけだったらきっとそれでもいいんでしょうけれども、例えばプレイヤーの行動で内容が変化するとか、突然バトルが始まったりするとか、演出というのはゲーム的な要素に密接に関わってくるので、やはり全体的なゲーム演出というものを見る人が必要になってきます。そこはやはりプランナーの仕事であると思うんですね。
●音楽とかSEに関しても?
そうですね。音をつけてくれる人と、作曲してくれる方はいるんですけれども。まあ鳴らすだけだとしても、こういう環境で、こういう音を鳴らすのは、ムード的に合っているのかという問題もあるし、バトルで爆発しているときに音を鳴らしちゃうとゲームが止まっちゃいます、みたいなデータの持ち方的なとこまでちゃんと目を行きわたせるのは、やはりプランナーの仕事です。
●映画も小説もそうですけど、音楽とかも相当勉強なさったり、聞いたり。
音楽は仕事中、結構聴いたりしてますけど、そんなに詳しくはないです。どっちかというと、映画や小説のほうが好きですね。
●映画を作りたいという気持ちは?
今のところは。やはりゲームがいいですね。 |