●今のお仕事の内容から、教えていただけますか。
開発部でプランナーをやってます。僕は入口(入社)が研修生として入ってきたのですが、そのときに今の開発部、事業部長の時田に認められ、プロジェクト配属となり、そのとき半熟英雄 対 3Dを作っていたんです。半熟英雄 対 3Dのときには、僕のほかにも何名か先輩プランナーが在籍し、先輩方はみんな配属が異動となり、今のプロジェクトはプランナーというと、事業部長の時田、そして僕ともう一人同時に入ってきたアルバイトだけです。本当に同時に入ってきたので同じ立場なんですけど、彼と僕と2人だけで、今のプロジェクトを切り盛りしている形になるんですよ。
●実際にゲームプランナーがやっていることが幅広いのはよくわかるんですけど、若い人にあまりちゃんと伝わっていないんじゃないかと。
シナリオを書いたり、イベントを書いたりはもちろんやるし、あとこの人からこの人へこの情報を伝えるとか、登場キャラクターの力は45だとかそういう細かいデータ入力も。あとは仕事というと、意識的に、僕はプランナーというのはエンターテイナーだと思っているんですよ。だから何か面白いことをしてやろうと。僕が思う面白いものをみんなに伝えてやろうというか、みんなもこれで面白い思いをしてくれよという、そういう意識でやっていますね。
●ディレクターに近い仕事ですか。
やっている範囲はすごく狭いですけど、そういう意味ではディレクターに近いかもしれないですね。細かい調整だとか、こういうのはどうだろうかと提案して、無理だとなったら、ほかにどういう道があるかを考えたりとか。
●半熟英雄3Dのときは、プランナーの方は何人?
全部で5名いたんです。シミュレーションゲームなので、イベントと、バトルと、フィールドで3名。あとはプランナー見習という感じで、自分ともう一人が主にイベントを担当しました。今はバトルプランナーをしています。
●研修生のときの話をお聞きしたいんですけれども、入られる前は何をされていたんですか。
大学で社会学を学んでました。
●そのときは、自分の就職先としてどういうふうに思われていたんですか。
2つありまして、もちろんゲーム業界というものをまず目指して頑張っていたのと、あともう1つは営業職に就こうかなと。でも本当にゲームを作りたいと小さいころから思っていて、ちょうど就職活動をしていたときにゲームの雑誌を見ていたら研修生募集の広告があって、よしこれだと。それまでは就職活動は全然だめで。このままだと多分、就職浪人かなと思っていたら、ちょうどそれがあってこれにかけるしかないかなと。
研修生制度を知るまではスクウェア・エニックス(以下スクエニ)は、ほかのところで力をつけてきた人間を採る会社なのかなと思っていたんです。自分が未熟なのがわかっていたから、研修生という言葉に、「ああ、教えてくれるんだ」と思って。これしかない!と思いました。
●研修生募集を知らないときは、もうハードルが高すぎて、「やーめた」という感じだった?
ゲームプランナー募集、デザイナー募集と、職業の名前で募集されていて。いきなりこんなところの門を叩いても、僕にできる仕事は何もないというか、多分無理だと思って。
●研修生、バイトのときにプランナーの仕事のやり方というのは教えてもらうものなんですか。
プランナーの仕事は若干教えてもらいましたね。もう既にそこで働いている先輩のプランナーに、教えてもらうというより、実務を兼ねてですかね。これをやっておいてと言われて、それをやっておく。わからないことがあれば、直接その人に「すみません、ここ、わからないんですが」と聞いて教えてもらって。もう百聞は一見にしかずというか、仕事をやっちゃえば覚えていくので。 |