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開発者の声
Vol.2 Special Interview/Designer
03 関 洋一/メニューデザイナー
とにかく見せてくれと言いたいですよね

●関さんから見て、こんな人に来てほしいというのは?

採用のことであれば、絶対に素直な人がいいです。あと本当に好きで来てくれる人。

●それはゲームを好きということですか、仕事をということですか。

ゲームも仕事もそうです。職種によってはいろいろ違うでしょうけど、ゲームを知らないのになぜゲーム業界にいるんだろうという人も結構いたりするので、ちょっと疑問に思ったりもするんです。もちろんデザイナーとしてすごく絵がうまかったりとか、プログラマーとして能力が高かったりとかいうんだったらいいんでしょうけど、何故かゲームをやったことがないという人がいるので不思議だなと思うことはありますね。あとやりにくい人って本当にやりにくくて。たとえ技術があろうが何しようが、やる気がないんだったら来るなと言いたいんですよね。偉そうに言っちゃいましたけど。
普通に言ったら情熱を持ってどうのこうのというのがお約束みたいなんでしょうけど、僕はもうとにかく素直な人が。素直な人って、絶対に伸びると思うんですよ。すごく吸収が早かったりするので。

●やる気はあるけど、まだ学生だしスキル的にもまだまだ。そういう人でも大丈夫?

そうですね。ただやる気があるだけでいいのかという話も確かにあると思います。でも、それはもう本当に教えながら経験して積み重ねていってもらうしかないので、ゼロとは絶対に言えないですよね。

●本人的にはまだ学生だし、スキルもないと自分で勝手に思っている。そういう人たちに向けて何かメッセージはないですか。

実際にそういう人たちのスキルというのをまず見てみたいですけど、やはり自信がないのはもったいないと思うんですよ。自分も自信があるほうではないんですけれど。スキルがあるのにそう思っていないというのはものすごくもったいないじゃないですか。それはぜひ見たいですよね。とにかく見せてくれと言いたいです。

●応募するに当たって、少しでもヒントがいただければ。

僕がまず見たいのは、レイアウトのデザインですね。それと職種的にちょっと変わるのかもしれないですけれど、タイポグラフィのようなものも見たいです。ポスターのデザインってすごくセンスが問われると思うんですよ。そのままポスターでもいいんですけど、そういうものを一個つくってもらいたいですね。文字のデザインとか配列、あとオブジェクト、物の位置とか色合いというのをすべてを表すので。シンプルなものでも、そういったものがあれば「ああ、この人はセンスがあるな」「ないな」というのがわかりますね。
実はメニューをやってから今まで全然意識したことはなかったんですが、さっきの話に戻ってしまいますと、今までそういったポスターとかイラスト的なデザインって、すごくメニューと密接に関係があるだろうと。

●センスって、スクエニに入ったらより高まります?

僕は高まると思います。というのは、僕はもともとメニューデザインではなかったというのもあるんですが、自分の中で8〜9年ぐらい前に入った当初と今では、絶対に今のほうがデザインの幅、能力は高くなっていると思うんですよ。

●それは何故ですか。

僕の場合はいつクビになるかわからないという恐怖感だったんですけど(笑)。
入社できたのはいいけど回りのレベルが高いので、いつ切られてもおかしくないと思っていたので必死になってやっていたんです。で、気がついたら色々任せてもらっていて。
変な話になってしまいましたが、実際周りのレベルが高いと、吸収できることも多いと思うんです。
また、この仕事はデザイン、インターフェイスだけでなく、プランナーと話し合いながらゲームを作っていくじゃないですか。
浅く広くですが、意外と全体的に関わることができるんです。
なので、本当に様々なことを覚えて勉強になるし、身につくと思うんです。

●仕事的に一番苦労したことは何ですか。

毎回大変といったら大変ですけれど、作業的には「FFX-2」が一番大変だったかもしれないです。

●それはなぜ大変なんですか。

あの時は物量が半端じゃなかったですね。基本的にメニューは大体2〜3人いるんですけど、「FFX-2」のときは1人だったんですよ。しかも初めてのFFシリーズということで力も入るじゃないですか。頑張っていたんですけれど、とてもじゃないけれどもあれは死ぬかと思うぐらい物量が多くて。簡単に「デザイン50個追加」とか言われて「えっ、ちょっとそれは無理です」みたいな(笑)。

●こだわりってどこですか。

ちょっと変わっているかもしれないですけど、決して絵のきれいさだけではなくて、使いやすさなんですよね。あとは本当にバトルとかだったら、出方のカッコよさみたいなところも。
基本的にはキャラクターやエフェクトなどがカッコいい演出を作ってくれて、それに合わせてメニューも一緒にカッコよくゲージが出たりとか、そういうところは結構こだわってつくっています。

●ゲームの中で一番接するのはメニューですものね。

そうだと思うんですよね。この仕事って、最初から最後までダイレクトにユーザーに伝わるところでもあります。だから、大変かもしれないですがものすごくやり甲斐のある仕事だと思っているんです。

●最後にスクエニのいいところを。

もう断然、クオリティの高さだと思います。本当にすごくきれいなゲームが多くて、僕から見ても違うチームだといつも参考になるものばかりをつくっているような。それはすごくいいところだと思います。

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