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●入社前はどんなことをやられていましたか?
入社する前は別のゲーム会社に勤めていました。
●その前は?
専門学校に行っていました。そこではシナリオライティング科みたいなところで勉強をしていました。
●もともとシナリオを書くことに興味があったんですか。
そうですね。もともとは文章というよりは物語であったり、世界観であったり、そういうことをやろうかと学生のときは思っていました。
●シナリオライティング科で教えられるものには、ゲームも入っているんですか。
メインなのはどちらかというと雑誌のライターのようなことが多くて、あとは雑誌に近いんですけれどもエデュトリアルデザインをやったり、派生してウエブデザインをやったり。ゲームに多少軸足は置いているんですけれども、基本はどちらかというとライター業務的な感じです。
●そういう塩川さんが何故ゲーム業界を選んだんでしょう。
ゲームを選んだのは、同じ学校の中でゲームの科もあったんです。自分はそこに行っていたわけではないんですが、そちらの人たちのほうが楽しそうだな、みたいな感じで。正規の授業はライティングだったんですけど、ゲームの授業に潜り込んだり見聞きしていた中で、どうもこっちのほうが面白そうだというのはありました。あまりそれまでゲームでたくさん遊んでいたというわけではなかったんですが、何か楽しそうだなと思って。
●それで卒業して最初のゲーム会社に?
もうなくなってしまった小さなところだったんですが、そこで企画プランナー…というのは名ばかりというか、雑用係で修業をしていたような感じです。
●入社が2000年ということは、スクウェアですね。その頃って多分ものすごく各メーカーが募集していたころだと思いますけど、あえてスクウェアを選んだ理由は。
その、前の会社に勤めていたのは1年とか半年ですけど、基本的にすごく小さい会社だったので。あとは先輩のプランナーとか全然いなくて。いろいろ雑用をたくさんやらされていたんですよ。プレゼンテーションの資料をつくったりだとか、バトルもイベントも何でもやれみたいな感じでやっていた中で、正しい、ちゃんとしたスタンダードって何だろうなと思ったんですね。そこでちょうど会社がつぶれてしまったので、どこかに行かざるを得ないという状況になって、じゃあ小さい会社で勉強したから、今度はもっと大きい会社のやり方も勉強しなきゃと思って、基本的には名前を知っている会社に作品をとにかくたくさん応募しました。あまり受からなかったんですが、その中で一番ここが大きいだろうと。そういうところを知っておくのがいいかなと思ったという経緯です。
●採用された理由は自分でわかりますか。何故採用されたのかしら。
後から上司に聞いたのですが、態度がでかかったということを言われました。
●それは『偉そうなヤツ』という悪い意味で?
そういう面もあるだろうし、自信を持っていたという面もあるでしょうし、両方なのかなとは思うんですが。後で「こんなやつ、面接で見たことはない」と(笑)。
●そういう、とんがっている部分が評価されたのかもしれませんね。
あとは企画の仕事は結構分業になってしまうと思うんですけど、修業時代はとにかくいろいろなことをやっていたので、当時は20歳か21歳かでしたけど、何でもできると思われたのか、つぶしがきくと思われたのかわからないですけど、そういう部分もあったと思います。
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