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販売本数の半期過去最高を達成、アイドス買収で大きな成果

ゲーム事業好調の背景

ところで、「ドラゴンクエストIX星空の守り人」ですが、ニンテンドーDSの通信機能をうまく活用したサービスが受けたようですね。

和田

DQmultiplayええ、「ドラゴンクエストIX星空の守り人」は、家族や友人と一緒に楽しんでいただけるのが魅力です。一家に1本ではなく、1人が1本所有して遊んでいただくスタイルが受け入れられたようです。マルチプレイ機能や宝の地図などを入手できるすれちがい通信機能、Wi-Fi通信機能を使って冒険の成果を共有できるサービスは、ユーザーたちが自然に集まって、通信を楽しむ場所が各地にできるという思わぬ社会現象まで引き起こしました。また、Wi-Fi通信を使って追加ストーリーを配信し、ユーザーが長く遊び続けられる仕組みを導入したことも多くの方に受け入れられた一因だと考えています。こうした新現象は、ゲーム開発者に大きな喜びと次回作品に対するやる気を与えてくれます。
さらに業務用カードゲーム機「ドラゴンクエスト モンスターバトルロードII」との“超連動”や、ウェブサイトを通じて出される“お題”に対して、すべてのプレイヤーが力を合わせてクリアするといった新しいスペシャルイベント「Wi-Fiクエスト」も始まり、さまざまな形でユーザーに新しい遊びを提供しています。

2010年3月期上半期の販売本数実績ですが、2009年3月期通期実績の1161万本を半年で超過しました。

和田

いかに多くのユーザーにスクウェア・エニックスグループのコンテンツに触れてもらえるかという点で、販売本数実績の増加は大きな意味があります。
上半期は、日本で557万本、北米で347万本、欧州で302万本、アジアで1万本の計1,207万本を達成しました。海外の販売本数が伸びているのは、アイドス買収の大きな成果だと考えています。

アミューズメント部門に関しては、相変わらず厳しい状況にあるようですが。

和田

正直、あと1年から1年半は生き残り合戦が続くと予想しています。家賃がまだまだ高いことや大型機器を導入したことによる償却が終っていないことなどが挙げられます。ただ、アミューズメント施設の需要自体、大幅に低下しているとは思っていません。そうした状況をよく見ながら、上半期は、21店舗の閉鎖と同時に、13店舗の新規出店を行い、9月末では138店舗の運営を行っています。今後、アミューズメント機器への投資抑制は継続するとともに、家賃などの条件交渉を徹底し固定費の削減策を地道に行っていきます。実際、家賃については、ここ数ヶ月の条件交渉の結果、年間約6億円相当を削減できています。
アミューズメント事業については体質強化に果敢に取り組むことで非常事態を克服することが可能だと思っています。市場が回復し、勝ち残ったときに何をしていくかということを見据えて、対応していきます。