2012(平成24)年5月14日開催 決算説明会概要
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出版事業は、2010年3月期をピークに徐々に利益が下がってきて2013年3月期には結構しんどくなっている状態です。「鋼の錬金術師」が大ヒットして、以降「黒執事」や「ソウルイーター」、そして今は「妖狐×僕SS」など、ヒット作はコンスタントに出ています。ヒット作を確実に出すために、月刊誌のラインを拡大し、アニメも増やしており、これが固定費増になりますが、今のところ収益の上積余地が見当たらないために収支が悪化するという、いわば構造問題を抱えています。
デジタルエンタテインメント事業は、以前はゲーム事業、オンラインゲーム事業、モバイル・コンテンツ事業の3つに分けていましたが、今後事業モデルが変化し、この分類は正しくなくなるであろうと1つのセグメントにした経緯があります。しかし、それではあまりに中身が分からないので、内訳をお話することで、経営状況の補足説明をいたします。ただ、経営環境は随時変わってきますので、今後も、今回の内訳を継続開示していくわけではありません。あくまでもその都度の経営の現状、戦略の方向、リスク要因、アップサイド等をご理解頂くために、補足説明をさせていただくものです。