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松田です。2020年3月期第4四半期以降の状況についてご説明します。
スマートデバイス・PCブラウザ等では、2019年11月にサービスを開始した「WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争」が第3四半期に続いて好調でした。また、出版事業では、マンガアプリ「マンガUP!」を始めとしたデジタル媒体での販売が好調に推移しました。
一方で、アミューズメント事業は厳しい状況となりました。特に新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、3月の既存店売上高は前期比70%の水準まで低下しており、2021年3月期(以下:今期)も休業要請等への対応から厳しい状況が続くと予想しています。
HDゲームに関しては、4月10日に発売した「ファイナルファンタジーVII リメイク」は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を見越して製造・出荷本数を絞ったことにより、パッケージ販売に関しては当初の想定を下回った一方で、デジタル販売は好調な滑り出しとなっており、今後の積み上げに期待しています。
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今期の業績予想については、新型コロナウイルス感染症拡大によって、以下の要因を中心とした当社の事業全般に影響を及ぼす可能性があることから未定としました。
アミューズメント事業に関しては、業績への影響を算定するうえで必要なアミューズメント施設の再開時期、再開後の店舗運営の見通し等を現時点で予測することが困難です。
また、ゲーム開発についても、社内については在宅勤務体制が整いつつある一方、音声収録やモーションキャプチャー等の外部委託業務について一部支障が出てきており、今後の開発スケジュールに影響が出る恐れがあります。
今後、業績予想が発表できる段階になりましたら速やかに開示いたします。
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今期を最終年度とした中期業績目標では、売上高3,000億円から4,000億円、営業利益400億円から500億円を安定して創出できる体制の構築を進めてきました。
売上高に関しては、3,000億円超の水準を維持できる体制の構築を実現したと評価できる一方で、営業利益についてはこの水準を安定的に達成できるまでには至っておらず、今後もう一段の取り組みを行ってまいります。