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2021年8月5日開催 第1四半期決算説明会概要

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2021年8月5日開催 第1四半期決算説明会概要

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社長の松田です。各事業の進捗状況についてご説明します。

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当第1四半期は、デジタルエンタテインメント事業の減収をアミューズメント事業の増収で補ったものの、利益面で補うことができず、前年同期比で増収減益となりました。

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デジタルエンタテインメント事業の内訳です。HD ゲームは、「NieR Replicant ver.1.22474487139... 」や「OUTRIDERS」などを当第1四半期に発売しましたが、前期に発売した「FINAL FANTASY VII REMAKE」や「聖剣伝説3 TRIALS of MANA」などの規模感には至らず、前年同期比で減収となりました。MMO は「ファイナルファンタジーXIV」の継続課金収入が好調に推移しました。スマートデバイス・PCブラウザ等は、新作のリリースが無かったことや各種イベントの端境期であったため弱含みとなりました。

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当期に発売予定のHD ゲーム新作です。第2四半期以降は、「Life is Strange: True Colors」や「Marvel's Guardians of the Galaxy」を発売予定です。

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スマートデバイス・PCブラウザ等の主要タイトル一覧です。当第1四半期には新作のリリースがなかったものの、今後「FINAL FANTASY VII THE FIRST SOLDIER」などの新作を順次リリースする予定です。

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当第1四半期のデジタルエンタテインメント事業の売上高に占めるデジタル比率は前年比で上昇しました。

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当第1四半期の地域別販売本数です。

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移動年計におけるデジタルエンタテインメント事業の売上高とコンテンツ制作勘定の推移を直近3か年表示しています。

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同様に、移動年計におけるデジタルエンタテインメント事業の売上高と営業利益の推移です。

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アミューズメント事業は、前年同期は店舗の臨時休業により厳しい状況でしたが、当第1四半期は黒字に転換しました。

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出版事業は堅調に推移しています。

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出版事業は、電子媒体と紙媒体がバランス良く成長しています。

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ライツ・プロパティ等事業は、前年に「FINAL FANTASY VII REMAKE」のキャラクターグッズ等の販売が大きかったことから、前年同期比で減収減益となりました。
通期決算の説明会資料にて、新規領域への挑戦に言及しておりますが、既に発表させて頂いております通り、NFTを活用したビジネスモデルの実証実験開始を予定しております。これらの取り組みは様々な規制、法的な問題に十分に配慮しつつ、将来の事業化を見据え社内でタスクチームを組んで、検討を進めております。

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最後に、今後の見通しについてご説明します。当第1四半期は、当社想定を上回る状況ではありましたが、第2四半期以降の販売動向が重要です。HDゲーム、スマートデバイス・PCブラウザ等は今後の新作タイトルの販売動向、MMOは、今後の拡張パッケージ発売等によって、高いパフォーマンスを維持できるかどうかが鍵です。
一方で、アミューズメント事業においては、日本国内の新型コロナウイルスの感染者数が拡大していることから、今後の見通しは不透明な状況です。
上記を踏まえ、環境変化に柔軟に対応しながら、現在開示している通期計画はもちろんのこと、さらにそれ以上を目指して事業を推進して参りたいと思います。


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